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適正ロット計算機

1トレードの許容損失(口座残高 × リスク割合)と損切り幅から、発注すべき数量を逆算するツールです。 USD/JPY・GBP/USD・EUR/USD に対応し、JFX・みんなのFX・OANDA証券の仕様差も切り替えられます。 このページは計算式・前提・制約をまとめたものです。

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概要

「1回の負けで口座の何%まで失ってよいか」を先に決め、その許容損失と損切り幅から逆算して発注すべき通貨数量を求める、という資金管理の基本計算をツール化したものです。損切り幅を pips で入力すると、必要数量・想定損益・必要証拠金・証拠金維持率・ロスカットまでの距離までまとめて表示します。

計算式そのものは単純ですが、pip の定義やロスカット水準が証券会社ごとに異なるため、同じ「10pips」でも実際の値幅・必要数量が変わります。このツールは会社ごとの仕様を切り替えられるようにして、その取り違えを防ぐことを主眼にしています。

また GBP/USD・EUR/USD のようなドルストレート(クオート通貨が米ドル)では、1pip の価値がドル建てになるため、円口座の損益に直すには USD/JPY 換算レートが必要です。対円ペア(USD/JPY)は pip 価値が円で固定される点と対照的で、このツールはドルストレート選択時に換算レート入力を出して、円建ての必要数量・証拠金・損益を求めます。

できること

使い方

pip価値・1ロット通貨数・ロスカット水準・レバレッジは通貨ペアと証券会社の選択で決まる値のため、表示のみ(編集不可)です。テーマは既定で端末の設定に追従し、画面上部のボタンで自動 / ライト / ダークを切り替えられます。

計算ロジック

pip価値の円換算(対円 / ドルストレート共通)

pip価値[円/通貨]  = pip[クオート通貨] × 円換算係数
 対円(USD/JPY)  … pip = 0.01円(JFXは0.001円)、円換算係数 = 1
 ドルストレート    … pip = 0.0001ドル(JFXは0.00001ドル)、円換算係数 = USD/JPY

ポジションサイズ

許容損失額        = 口座残高 × リスク割合
必要数量(通貨)  = 許容損失額 ÷ (損切り幅[pips] × pip価値[円])
1pipあたり損益    = 必要数量 × pip価値[円]
損切り時の損益    = −許容損失額          (定義どおり損切り幅だけで決まる)
利確時の利益      = 必要数量 × 利確幅[pips] × pip価値[円]
リスクリワード比  = 利確幅 ÷ 損切り幅

証拠金・レバレッジ・ロスカット(必要証拠金率 = 4%=最大25倍)

想定元本[円]          = 必要数量 × エントリー価格 × 円換算係数
必要証拠金            = 想定元本 × 4%   (= 想定元本 ÷ 25)
実効レバレッジ        = 想定元本 ÷ 口座残高   [倍]
証拠金維持率          = 口座残高 ÷ 必要証拠金
ロスカットまでの距離  = (口座残高 − ロスカット水準 × 必要証拠金) ÷ 1pip損益   [pips]
ロスカット発動レート  = エントリー価格 − 方向 × ロスカット距離 × pip[クオート通貨]
損切り価格            = エントリー価格 − 方向 × 損切り幅 × pip[クオート通貨]
利確価格              = エントリー価格 + 方向 × 利確幅   × pip[クオート通貨]

方向は買い = +1、売り = −1。想定元本・pip価値の円換算には円換算係数(対円ペアは1、ドルストレートは USD/JPY レート)を掛けます。一方、ロスカット発動レート・損切り/利確価格はそのペア自身の建値で表すため、円換算係数ではなくクオート通貨建て pip(USD/JPY なら0.01円、GBP/USD なら0.0001ドル)を用います。USD/JPY はクオート通貨が円のため、pip価値は価格に依存しません。

この式から出てくる重要な性質

必要数量は損切り幅だけで決まり、利確幅は影響しません。利確幅はリスクリワード比の算出にしか使われません。「利確を伸ばしたからロットを増やす」という操作は、この資金管理の枠組みでは成立しません。

また損切り幅が狭いほど必要数量が増え、必要証拠金も増えます。そのため、狭い損切りと大きめのリスク割合を組み合わせると、必要証拠金が残高を超えて建玉できないことがあります。狭い損切りは「リスクが小さい」のではなく「レバレッジが高い」状態だ、というのがこの式の含意です。

「必要証拠金率4%(最大25倍)」と「実効レバレッジ」は別物です。4%は規制上の上限であり、想定元本を必要証拠金で割ると常に25倍になります(情報量がない)。一方、実効レバレッジ = 想定元本 ÷ 口座残高は「自分の資金に対して実際に何倍張っているか」を表し、損切り幅・リスク割合・残高で変動します。この値が上限25倍に近いほど、証拠金の余裕が薄い危険な状態です。

対応証券会社

証券会社USD/JPY の 1pipGBP/USD・EUR/USD の 1pip1ロットの通貨数ロスカット水準
JFX(マトリックストレーダー)0.001円(0.1銭)0.00001ドル(第5位)1,000通貨有効比率 100%未満
みんなのFX(トレイダーズ証券)0.01円(1銭)0.0001ドル(第4位)10,000通貨
最小 0.1Lot=1,000通貨
証拠金維持率 100%以下
OANDA証券(東京サーバー TY3)0.01円(1銭)0.0001ドル(第4位)通貨数量ベース
Lotは目安
証拠金維持率 100%以下

前提・制約

免責事項

本ツールは資金管理の計算を補助するものであり、投資助言・売買推奨ではありません。表示される数値はすべて概算です。実際の発注前には必ず利用中の証券会社の公式ツール(証拠金シミュレーション等)で確認してください。本ツールの利用によって生じたいかなる損害についても、作者は責任を負いません。取引は自己責任で行ってください。